【治験コーディネーターへの転職】治験コーディネーターに転職した後の注意点

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今までに数多くの方々の転職のお手伝いをさせて頂いてきた中で、何度も目にしてきた光景についてお話しさせて頂きたいと思います。それは治験コーディネーターに転職してまだ間もない頃のお話になるのですが、皆さん難しい試験を通過して見事、治験コーディネーターへの転職を果たし意気揚々として入社される事になるのですが、1ヵ月から2か月ほど経過した段階でコンタクトを取ってみると、入社した当初とは違って大きなスランプにはまっていたり、高い壁に阻まれてもがいている人が非常に多いという事に気が付きます。

 

転職をすれば、どのような仕事においても慣れるまでの間というのは様々な事に対して気を使いながらの仕事になりますので、普段よりも疲れやすい状態である事は間違いないと思うのですが、治験コーディネーターに転職した方々の様子を見ていると、その疲れ方が半端ない事が多いです。疲れ過ぎてしまって今すぐにでも辞めてしまうのではないかと思えるような状況に陥っている人も多くいます。そこで私としてもご本人のお話を聞いてみて、何故そのような状況になってしまったのかを確認するのですが、ほとんどの人が全く同じような理由で悩んでいるという事が分かってきました。

 

悩んでいる一番の理由ですが、それは企業の考え方と医療の考え方の違いに馴染めないという事に辿り着きます。以前にも何度かご説明をさせて頂いた事があったかもしれませんが、企業の体質は基本利益を追求する事、医療現場の体質は患者を救う事、これが各現場で勤務している方々の目標という事になります。この二つの違いに関しては頭の中ではほとんどの方がイメージする事が出来るのですが、実際に勤務をスタートしてみると、その違いの大きさに多くの方が驚かされてしまうという事のようです。

 

そして積もり積もった違和感が爆発寸前に到達してしまうのが入社してから1~2ヵ月ほど経過した頃、という仮説に繋がります。中にはどうしても馴染む事が出来ずにこのタイミングで退職される人もいるくらいです。ではどうすれば馴染む事が出来るのかと言いますと、それは転職する前の段階で違いについてしっかりと理解して、少しでもそのルールに従っていけるように事前の理解などが必要ではないかと思っております。漠然としたイメージではなく、具体的に理解しておく事が大事です。そうする事で実際に入職した後に感じる違和感は少なくて済むと思います。違いについてイマイチ理解に苦しんでる人が居ればお気軽にご相談下さい。

 

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なぜ治験コーディネーターという職種が必要なのか?

今回は治験コーディネーターの必要性について考えてみたいと思います。そもそも治験を行う上で、なぜ治験コーディネーターというポジションが必要になるのかという事です。この件に関しては治験コーディネーターが日々の仕事としてどんな事を行っているのか、どんな目的意識を持ちつつ日々の作業を行っているのか、この辺りの事を考えればおおよその見当が付くのではないかと思います。では早速、治験コーディネーターの必要性について考えてみたいと思います。

 

そもそも治験コーディネーターという呼び名のポジションが日本国内で誕生したのは1997年(今から20年)という事になります。それまでにも国内には治験コーディネーター的な仕事を行っていた人は存在したのですが、正式に治験コーディネーターとして認知されるようになったのが、ちょうど20年前という事になります。では治験コーディネーターとそれまで存在していた治験コーディネーター的存在の違いは何かを説明しますと、その定義は1997年に施行されたGCPに関係してきます。GCPが施行された事によって治験を実施する際のルールが厳しくなりました。より細かな部分までGCPの拘束力が及ぶようになり、治験に関わる人達はGCPについてのしっかりした知識を持っていないと治験を適性に運営していく事が困難になってきました。GCPというのは法律でありGCPに違反して治験を行う事になれば法律違反した事になります。そうなると厄介な事になりますので各製薬企業はGCPを熟知した人材を集めて、その人達に治験の運営を任せる事になっていきます。その人たちこそが治験コーディネーターという事になります。つまり治験コーディネーターとして働く事になればGCPについて熟知している事は大前提になります。もちろん初めから知っている人など存在しませんので皆さん、治験業界に入ってから知識を学ぶようになります。

 

また治験業界で勤務する際に求められるポイントの一つに治験をスピーディーに且つ質を落とさないように実施するという事があります。これは当初立てた計画通りに治験を実施する事で無駄な経費を抑える事や他社との新薬開発競争のスピードに負けないため、というような意味合いが含まれてきます。このような要望に応えられるようにするためには、その道のプロ、つまり専門家のような存在がいるに越した事はありません。それが治験コーディネーターという事になるのです。

 

治験コーディネーターは治験を実行する際に専門家という立場になるのです。今や治験を実施する際には治験コーディネーターの存在が無くてはならない物になりつつあります。今後も治験が行われていくにあたり、益々治験コーディネーターの必要性が高まっていくものだと思います。

 

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治験コーディネーターの仕事とサービス業

治験コーディネーターへの転職を希望される方々の多くが、その志望動機として「病気で苦しんでいる患者を救うお手伝いをしたい」とか「新薬の開発に関わる事で医療の発展に貢献したい」というような理由のもと、転職を希望している場合が多くなります。確かに治験コーディネーターの仕事内容は患者や医療に対して貢献度の高い仕事の一つである事は間違いない事だと思いますが、しかし実際にはそれだけではない部分も秘めた仕事内容であるという事が言えます。つまり転職を希望している方々が頭の中でイメージしている部分だけではなく、相反する部分も存在しているのです。特にSMOの治験コーディネーターとして末永く勤務を継続していくためには、この相反する部分についてしっかりと理解して頂く事が大事であり、ここを理解する事が出来ない人は仮に治験コーディネーターに転職したとしても、考えていたイメージとは違うという理由で早期に退職に結び付いてしまう恐れも有ります。そこで今回はイメージと現実の違いについてご説明させて頂きます。

 

治験コーディネーターのイメージについては上記でも述べさせて頂きましたように患者や医療に対して貢献度が高い仕事であると感じている方が多く、実際に治験コーディネーターに転職を希望される方々もこの点に魅力を感じて志望される人も多いです。では実際の内容はどうなっているのかと言いますと、治験コーディネーターは顧客である医療機関や製薬メーカーに対して治験がスムーズに(スピーディーに)そして質が落ちないように治験を行う事を約束します。言い換えますと顧客である製薬メーカ-や医療機関に対して治験業務が当初の予定通りに進むようにサービスを提供している企業という事が言えます。つまり患者や医療機関に満足して頂く事よりも、顧客である製薬メーカーや医療機関に対してサービスを提供して満足して頂くというのが本来の仕事内容になるのです。もう少し分かりやすく言えば、製薬メーカーや医療機関に満足して頂くために治験コーディネーターは働いていると言っても過言ではないと思います。

 

そうなんです、実は治験コーディネーターという仕事のくくりとしてはサービス業の分野に分類されるのです。つまりサービスを提供する相手は患者ではなく製薬メーカーや医療機関という事になるのです。ここがSMOの治験コーディネーターとして働く際の本来の目的という事になります。ここをはき違えてしまいますとSMOの治験コーディネーターとして勤務する事はかなり難しくなってしまいますので、そのような事になる前に今一度、自分が治験コーディネーターに転職したいと考えた理由を思い起こしてみて下さい。

 

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治験業界を志望する目的は?

治験業界への転職といえば治験コーディネーターや治験モニター等がメジャーな職種という事になります。今までにも何度かご説明をさせて頂きましたように、各職種に応募する際にはその志望動機をしっかり考えましょう、という事でお伝えさせて頂きました通りなのですが、もう一つ、絶対に考えて頂きたい要素が有ります。それが「そもそも治験業界を志望した理由」という事になります。治験コーディネーターにしても、治験モニターにしても治験業界で勤務するという事は、そもそも何故、治験業界での勤務を希望しているのかという事も考える必要があります。それは。そもそも治験業界がどんな業界なのかを考えれば答えは見えてきます。そこで今回は「そもそも治験業界を志望した理由」についての考え方について記載してみたいと思います。

 

そもそも治験とは「新薬として承認してもらうために必要なデータを収集する業務」という事になります。という事はデータを収集する事というのが最大の目的になるのです。という事は本質的にはデータを収集したり解析したりというように数字を扱う仕事に興味を持っている人が志望するというのが自然な流れになる訳です。もしくは新薬を開発する(研究する)という事で考えれば研究職の一つという考え方も出来る訳です。つまり世間でいう「理系」の仕事の分野に属している業界であるという事になります。

 

しかし実際に治験業界への転職を希望している方々の志望動機を確認してみると「患者のため」とか「医療への貢献のため」というようなイメージで考えている人が多くなります。つまり数字を追いかけていく事や新たな物を作り上げていくという事に対して興味を持っているという理由に触れている人はほとんどいないというのが現状となっている訳です。これだけで本当に治験業界で勤務したいという志望動機に繋がるのでしょうか。

 

以上のような事から考えますと、治験業界に転職する際の志望動機には治験コーディネーターとか治験モニターへの志望動機だけではなく、そもそも治験業界に転職したいと考えている理由も述べておいた方が間違いないという事になります。実際にCROやSMOで勤務している方々の中には元は製薬メーカーで勤務していたような人も多く、そのような方々は元々研究肌の人達も多く、本来の治験の意味をしっかりと認識している人達が多いです。そのような方々に対しては尚更、何故治験なのかをお伝えする事が出来ればその効果は絶大な物になると思います。

 

治験=数字を扱う業務、もしくは研究肌の仕事、というイメージを掴んで頂き志望動機を考えて頂ければより良い物が完成する事だと思います。

 

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