治験コーディネーターの2つの働き方について

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同じ治験コーディネーターとして勤務する際にも大きく分けて二つの働き方が存在します。1つは所属している医療機関、もしくは企業などが運営している治験専門のクリニックなどで院内CRCのような立場で勤務する場合、もう一つは企業と提携している外部の施設に出向いて勤務する外部就労型の大きく分けて二つの方法が存在しております。

 

一般的にSMOと言われる企業のCRCとして勤務する場合ですが、多くの場合が外部施設に出向く外部就労型をとっている場合が多く、こちらの働き方が主流になっていると言えます。では実際に勤務している方々の目線で見た時に、院内CRCタイプと外部就労型タイプではどんなメリット、デメリットが考えられるのでしょうか。2つを比較してみたいと思います。

 

二つの形態を比較した際に最も大きな違いとなるのが、日ごろ仕事を行う環境の違いという事になります。院内CRCタイプの場合には毎回、同じ職場で見慣れたメンバーと一緒に仕事を行う事になりますので、仕事の手順や周りの人達への気遣いという面において、あまり負担に感じる事無く対応する事が出来るのではないかと思います。

 

一方、外部就労型はと言えば、外部の施設に出向いて仕事を行う訳ですから、そもそも治験コーディネーターの立場は外部の人間という事になります。また一緒に仕事を行うメンバーも同じ職場の人間ではなく、たまたま担当する治験に関わるメンバーとして知り合った人同士が一緒になって仕事をする事になりますので、慣れないメンバー同士、お互いに気を使いながら作業を行う事も多くなるのではないかと思います。更に企業によっては一人の治験コーディネーターが複数の施設を同時に対応するような事もあるので、そうなると尚更、慣れない場所で勤務をする頻度が高まり。より苦労度が増す事にもなります。

 

しかし考え方次第では、苦労が多いほど治験コーディネーターとしてのスキルやその人個人のヒューマンスキルなどについては、外部就労型の方が高いスキルを身に付ける事も出来ます。一方で「気遣いはしたくない」とか「出来れば慣れた環境で勤務したい」と考えているような人の場合には院内CRCタイプを選択するという事で、自分に見合った仕事を探し出す事も出来るようになると思います。

 

このような違いを理解しておく事で治験コーディネーターとしての働き方にも幅が広がるのではないかと思います。まずはご自身がイメージしている仕事環境はどちらのパターンに近いのか見比べて頂き、相応しい方でご活躍される事をお薦め致します。

 

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SMOのCRCから院内CRCへの転職について

今回ですが院内CRCを目指す際のポイントについてご説明させて頂きます。ここ最近ですがSMOで治験コーディネーターとして勤務してきた人が引き続き治験コーディネーターとして勤務していきたいが出来ればSMOではなく院内CRCとして勤務したいという事でご相談を受ける事が多くなってきています。このような要望をお持ちの方の多くがSMOでかなりの期間勤務してきた実績をお持ちの人が多く、色々な意味でSMOでの勤務に限界を感じてしまい別の世界に転職したいという事でお問い合わせを頂くパターンが多くなっております。

 

確かに治験コーディネーターとして勤務を続けていく事を考えますと、SMO以外で勤務先を探すとなれば道は院内CRCのみという事になります。しかしこの場合に必ず考えなければならない事があります。それは労働条件についてになります。仕事の内容に関しては基本、SMOも院内も変わりません。強いていうのであれば院内の場合には医療行為を行う可能性が出てきますので、医療行為を行う事に抵抗が無いかどうかだけ確認しておいた方が良いと思います。

 

では労働条件的にはどんな点について確認した方が良いかと言いますと、給与額と雇用形態という事になります。

まず給与額に関しては院内CRCに転職する事でSMOの時よりも下がってしまう可能性が高くなります。給与形態が時給制になるような場合も考えられますので、どれだけ差が生じてくるのかについて、あらかじめ確認しておく事が大事ではないかと思います。もう一つ、雇用形態に関してですが、SMOの場合はほとんどが正社員としての勤務という事になるのですが、院内CRCの場合には契約社員やパートといったように不安定な立場で勤務しなくてはならない場合も多くなります。しかも一部の医療機関では契約期間があらかじめ決められており、最大で3年程度で強制的に契約が解除されてしまうような内容の物も含まれています。ちまり3年勤務した後は改めて他の求人を探して転職しなければいけないという事になるのです。

 

以上のような事から考えますと、労働条件的にはSMOで勤務している方が良い場合も多いのです。この辺りの条件を踏まえて本当に院内CRCに転職する事が良い選択肢なのかについてはしっかりと検討した方が良いと思います。後で後悔しないように皆さん十分注意して下さい。もしご検討頂くにあたってご不明な点などございました際には私の方でもご相談に応じる事が可能ですので、お気軽にお申し付け下さい。

 

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治験コーディネーター経験者から言われた事

もう7~8年程前の話になりますが、私が対応した治験コーディネーター経験者(Aさん)から、ある事を言われました。その言葉はとても重たいもので今でも私の頭から離れないでいます。今となればその言葉の意味や何故そのような事を言ってきたのかおおよその見当は付くのですが、当時の自分にはほとんど理解する事が出来ませんでした。もしかしたら今でも同じような事を考えているかもしれないと思い、改めてその言葉の意味と、どのような対応を行う事が出来れば良いのかについて考えてみたいと思います。

 

Aさんは元々、治験専門のクリニックの院内CRCとして勤務していました。勤務歴としては約5年ほどあり経歴的には当時の治験コーディネーターとしてはかなり長い経験値をお持ちの方でした。Aさんからの相談内容としては現職場に不満がある訳では無いが、治験コーディネーターとしてのスキルをアップする事と、より視野を広げたいという狙いのもと、企業(SMO)の治験コーディネーターとして勤務してみたいという事で相談を受けていました。年齢的にも30代前半という事で経験値と年齢のバランスから見ても、どこのSMOに紹介してもすぐに食いついてくる事は間違いないと感じていました。案の定、2~3のSMOに応募したのですが全ての企業から内定を頂く事が出来て、結果的にそのうちの1社に転職する事で決着しました。

 

入社したSMOは私の中でも最もお薦めの企業の一つであり自信を持って紹介させて頂きました。そして入社してから3か月ほど経過したある日、ご本人から私宛に電話がありました。お話を伺ってみると、かなりご立腹の状態で電話を掛けてきており「今すぐに会社を辞めてやる」といった事で冷静に話が出来るような状態ではありませんでした。そして説得を試みる事すら出来ないままAさんは退職していかれたのでした。

 

その電話の際にAさんがもう一つお話していた事がありました。それは「何のために仕事をしているのか分からない、この会社がやっている事は間違っている」という事でした。しかしその理由を聞く事が出来ないままAさんとはそれ以降連絡を取る事が出来なくなってしまいました。

 

その後、勤めていたSMOの社長と共にAさんが退職に至った原因について考えていた時に、ある一つの仮説に辿り着きました。それは院内の治験コーディネーターとSMOの治験コーディネーターでは仕事に取り組む姿勢や目的意識に大きな相違があるのではないかという事でした。実際のところ、行っている業務に関してはどちらも大きな違いはないはずなのですが、仕事に対する目的意識は大きく違うのではないかという事でした。院内の場合には利益云々というよりも医療の為、患者の為という意識が高い中で、SMOの場合には会社の利益のためというように目的が大きく違います。これが「何のために働いているのか分からなくなった」という言葉に繋がるように感じたのです。企業からすれば利益のために活動する事は当然の事であって何ら間違いはないのですが、Aさんからすれば「利益追求=本来の治験ではない」と捉え間違った事をやっていると感じ取ってしまったのだという結論に至ったのでした。

 

このパターンですがAさんもSMOも悪い訳ではなく、お互いが「治験コーディネーター」だから同じものというように思い込んでいた事が失敗に繋がったのだと思いました。正直なところ、私自身も院内とSMOでそこまでの違いがあるとは思っていませんでしたので、この出来事があって以来、その違いをしっかり意識するようになりました。

 

これは治験コーディネーターの話だけに収まる事ではなく、医療現場で働く事と企業で働く事との違いにも当てはまる感覚だと思います。実際に経験した事がある人でなければ認識する事は難しいかもしれませんが、治験業界には医療系の資格をお持ちの方が多い事も有りますので、そのような事があるんだという事は皆さんも頭の隅に入れておいて頂いても良いと思います。

 

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治験コーディネーターは資格が活かせる仕事なのか?

治験業界に転職を希望している方々の中で多くの人が資格を活かして別の仕事に転職してみたいという事で治験コーディネーターを志望される事が多いようですが、実際に持っている資格を活かす事が出来るのか否か、という事について今回は改めてご説明してみたいと思います。

 

治験コーディネーターに転職する際の応募要項の中に、ほぼ確実に記載されている事として看護師や薬剤師、臨床検査技師といった資格を持っている人という項目があります。また資格を持っている人優遇とか、資格が活かせるお仕事です、というような説明が書かれているのを見掛ける事が多いのではないかと思います。治験コーディネーターの仕事ですが日々、患者や医師と接しながら仕事をしたり、医療に関する知識や薬学に関する知識があった方がスムーズに仕事を行う事が出来るなど確かに仕事内容から考えますと看護師や薬剤師、臨床検査技師などの医療系の資格を持っている人が有利になる仕事であると思います。しかし実際には資格を持っていなければ治験コーディネーターになる事が出来ないのかと言えばそういう訳ではありません。極端な話、何の資格を持っていなくても治験コーディネーターとして働く事は可能なんです。つまり看護師や薬剤師、臨床検査技師などの医療系の資格を持っていなくても転職する事が可能な訳です。

 

医療系の資格を活かしてお仕事をしたいと考えている方々の一つポイントになってくる要素としては「医療行為」が出来るか出来ないかという事ではないでしょうか。ちなみにSMOに所属している治験コーディネーターの場合、法的に医療行為を行う事は完全に禁止という事になっております。医療行為が可能なのは病院やクリニックに籍を置いている治験コーディネーターのみという事になっております。つまりこの時点で医療行為を行う事ありきで治験コーディネーターに転職を希望する場合にはSMOではなく医療機関に籍を置く形での勤務を目指すべきです。(医療行為を行う事にこだわりがない場合はSMOへの転職で問題ないです。)

 

以上のような事から考えますと必ずしも資格を持っている事が直接的に活かせるという訳では無いという事になりますので、資格が活かせるという言葉をはき違えないように十分気を付けて頂きたいと思います。この点を予め理解しておく事も治験コーディネーターに転職する際に考えるべき大事なポイントの一つかもしれません。

 

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